内容・概要
学校では「理科の時間がつまらない、わからない」という子どもたちが増えています。
こうした、今日の問題点をさぐり、創造的な実践と理論をささえる自然科学教育の専門誌が「理科教室」です。
1958年創刊以来、編集委員は学校現場の教員によって構成され、現場での実践を大切にしながら、すべての子どもに保障すべき自然科学教育の内容を明らかにしようと編集にあたっています。
毎号、子どもがいきいきする授業づくりのための実践と理論、実験観察等の情報を提供しています。
【目次】
●巻頭エッセイ 時代遅れの教育論(雑感) 田中 博
●巻頭口絵 高尾山の魅力とムササビ研究45年から見えてきたもの 岡崎 弘幸
〜東京の自然1〜
●ここがポイント!理科の授業
・小学校3年 音の学習 村松 兼斗
・小学校6年 ヒトと動物の体 宮﨑 亘
●実践記録 小学校4年 雨水の行方 野末 淳
●特集 光の学習 その順次性と系統性を考える
・主張 光学習の全体像に迫る 石井 登志夫
・1 小3 「光のせいしつ」の授業 玉井 裕和
・2 「日なたと日かげ」と「太陽の光」の授業づくり 奥田 謙太郎
・3 中学1年 光の学習について 前田 幸司
・4 中学2年生に「光合成はエネルギー代謝である」ことをどう教えるか 山﨑 慶太
・5 光で見る太陽、月、地球、恒星 村上 聡
・6 光に「触れる」授業 平野 祐希子
・7 小・中・高の幾何光学 山本 明利
・8 光の学習が直面する困難 右近 修治
●いきわく!物理 磁力線ってあるの?! 辻 浩二
●理科教師日記 理科教師でない理科教師日記 宇野 宏司
埼玉科教協 冬合宿 日立で日本最古の地層を見る 山岸 尚子
●口絵解説 東京の自然1「 高尾山の魅力とムササビ研究45年から見えてきたもの」 岡崎 弘幸
●東京大会の議論を深めるために(2) 科教協全国研究大会東京大会運営委員会
●読書室『うまれたよ!サケ』
●行ってみよう科学探険 シルク博物館(神奈川県横浜市) 佐野 遊海
●読者のひろば
●理科サークル東西南北
●科教協だより「楽しかった実験紹介の九州旅行」 岩間 滋
●教育情報 「筆者が「?」と思ったこと」 大野 栄三
●東京大会のご案内(1)
●次号予告・編集後記